「大事な通話を記録しておきたい」という悩みを解決する「Cube ACR」。多機能で知られる通話録音アプリ「Cube ACR」は人気な一方で「相手の声が録音されない」「正常に機能しない」といったトラブルも。
今回はそんなCube ACRの仕組みやトラブル時の対処法、そして安全性についても調査しました。
Cube ACRとは?
Cube ACRは、AndroidおよびiOSで利用可能な通話録音アプリとして広く使われています。発信・着信どちらも録音可能で、自動録音・手動録音・クラウドバックアップ など多彩な機能を搭載しています。
通常の電話だけでなく、LINE、Skype、WhatsApp、Facebook MessengerなどVoIP通話(インターネット電話)の録音にも対応している点が最大の特徴。しかし最新Androidでは、制限が強化されており録音できない場合も多いのが現状です。
主な機能一覧
Cube ACRの主な機能についてまとめました。
- 自動録音機能:設定した連絡先やすべての通話を自動的に録音。
- 高品質な音質:会話をクリアな音質で保存し、後から聞き取りやすく調整。
- 幅広いアプリ対応:通常の電話回線に加え、LINE、Messenger、Telegramなどのアプリ通話もサポート。
- スマートストレージ管理:重要でない古い録音を自動削除し、容量を節約。
- シェイク・トゥ・マーク:通話中にスマホを振ることで、会話の重要な部分に印を付けることが可能。
相手の声が録音されない!
Android12以降、Googleはセキュリティとプライバシー保護のため、サードパーティ製の通話録音アプリから「相手側の音声」へのアクセスを制限しました。これが「相手の声が録音されない」最大の原因です。
VoIP通話(WhatsApp・Telegram・Signalなど)は、GoogleのAPI制限により相手の声の録音がブロックされているようです。また、通常の電話でもAndroidの音声ルーティング制限や機種ごとの制約で相手側が録音されないケースが多発。
デバイスやOSによる差
メーカーやAndroidバージョンによって制限が異なることもあるようで、例えばSamsungやGoogle Pixelは制限がさらに強い場合があるという報告も。
さらにBluetoothイヤホンやカーナビなど外部オーディオデバイス経由では、両者の声が録音されないケースがほぼ全てであり、これもOS側の仕様制限のようです。
録音されない時の対処法
Cube ACRで「相手の声が録音されない」時の対処法を以下にまとめました。こうした設定で一部成功する場合がありますが、Android 12以上では依然として制限があるため、完全に解決するケースは限定的です。
①「Cube ACR App Connector」を有効にする
前述の通り、Googleのプライバシー制限によりアプリが直接通話音声を拾うことが難しくなりました。これを解消するために、Cube ACRは専用の「App Connector」という補助機能を提供しています。
手順としては「設定」→「アクセシビリティ(ユーザー補助)」→「Cube ACR App Connector」をオンにしてください。
②録音ソースの変更
これはスマホの機種によって、最適な録音設定が異なります。
アプリ内の「録音設定」から「録音オーディオソース」を変更(Voice RecognitionやVoice Callなど)して試してみてください。
③スピーカーフォンで通話する
OS側の制限が厳しい場合、通常の通話形式では相手の声を物理的に拾えないことがあります。その場合、スピーカーフォンに切り替えることで、マイクがスピーカーから出る相手の声を拾い、録音が可能になるケースが多いです。
その際、Bluetoothや有線イヤホンは使用しないでください。
④裏技?
他にも「外部デバイスで別途録音する(もう1台のスマホやICレコーダー)」や「通話をPC経由で行い、PC上で録音」といった裏ワザ的なものもあります。正確性や利便性は保証されませんが、どうしても録りたい時には選択肢になるのではないでしょうか。
Cube ACRの安全性・信頼性は?
Cube ACRの公式サイトでは「各国の通話録音に関する法律は利用者の責任」と明言しています。録音データはユーザー端末に保存され、公式サーバーにはコピーが残らないとの説明があり、データプライバシー面では比較的安全と考えられています。
また、プレミアムプラン(有料)を利用すれば、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドへ暗号化してバックアップすることも可能です。
ユーザーの声
Cube ACRは「通話を録音する」という性質上、データの流出やプライバシーを心配する声も少なくありません。
「自動録音機能がない/誤動作する」「カスタマーサポートが不十分」「課金後に機能が満足できないケース」といった不満の声も。
また、APKファイルを公式以外のサイトから入手するのはマルウェアリスクがあるため避けるべきという意見もネット上で指摘されています。
日本の法律における安全性
通話録音の可否は国・地域ごとに法律が異なります。2026年現在、日本において「通話の当事者が相手の同意なく録音すること(秘密録音)」自体は直ちに違法とはなりません。
つまり、自分の会話を記録する行為は「通信の秘密」の侵害には当たりません。しかし、録音した内容を無断でネットに晒したり、悪用したりすると名誉毀損やプライバシー侵害に問われる可能性があります。
そのため、録音前には必ず法律を確認し、相手の了承を得ることが推奨されます。
まとめ
ここまで、通話録音アプリ「Cube ACR」についてご紹介しました。Cube ACRは、適切な設定(特にApp Connectorの有効化)を行えば、現在でも非常に強力な通話録音ツールです。
相手の声が入らない場合は設定を見直し、法的なルールを守って利用しましょう。大切な商談の備忘録や、トラブル時の証拠保存としてCube ACRをうまく利用したいですね。





